• ホーム
  • 放置すると危険な尖圭コンジローマ感染

放置すると危険な尖圭コンジローマ感染

2019年11月04日

尖圭コンジローマはウイルス性の感染症で、性器にイボができる症状になります。尖圭コンジローマは恐ろしいことに潜伏期間が約3週間から8ヶ月も続くので、気づかれないことが多いのです。男性の場合には性器が常に見えますが、痛みやかゆみと言った症状がなく、また、女性の場合にはなかなか性器を自分で見ることはないため、イボができても気づかないことが多くなります。
このイボは急速に成長していき、カリフラワー状に成長していきます。男性の場合にはフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹を尖圭コンジローマと勘違いするケースが多いです。成長が進んでいくと、他の場所に転移することもあり、どんどん広がっていきます。そのため早期治療が重要になってくるのです。
まれに1年くらいで自己免疫力で回復することもありますが、放っておくと悪性化して癌になることもあるので、放っておいてはいけません。女性の場合には子宮頸がんのリスクも高まります。子宮頸がんになってしまうと不妊症になってしまうので、妊娠を考えているのであればきちんと治療をしましょう。
尖圭コンジローマは性行為によって感染していきます。稀に銭湯やサウナでも感染することがあるので、銭湯でイスを利用する時にはきちんと洗い流してから利用するようにしましょう。
尖圭コンジローマの治療をするには外科療法か薬物療法の2種類が考えられます。まずはお手軽な薬物治療から説明していきましょう。治療にはイミキモドが主成分となっているベセルナクリームを使用します。イミキモドはウイルスに対する免疫力を上げることによってウイルスの増殖を抑えることができるのです。
ベセルナクリームは1日おきに1回だけ塗布する治療薬になります。寝る前に患部に塗布して、塗った場所は絆創膏で覆ったりせずに乾燥させておきます。朝起きたら忘れずに石鹸で洗い流さなければいけません。
塗る時に指についた分や幹部以外にベセルナクリームがついた場合にはきちんと洗い流す必要があります。皮膚に付着することによってむくんでしまうことがあるからです。朝洗い流すのを忘れるのも危険です。洗い流し忘れると後々重篤な皮膚障害を引き起こしてしまうこともあるのです。もちろん毎日塗布するのもいけません。これも重篤な皮膚障害や副作用を引き起こすリスクがあるのです。
外科療法であれば手術による切除、凍結療法、電気焼却等が考えられます。それぞれどんな方法なのかについて押さえておきましょう。
イボを手術で切除した上で周辺の皮膚をレーザーで焼くことによって再発を防ぎます。しかし出血も多く痛みも強いというデメリットもあるので、他の治療方法を選択する方が多いです。
凍結療法であればー196℃の液体窒素を綿棒に含ませてイボにつけて凍らせていきます。これによってウイルスを死滅させることができるのです。麻酔を使わずにできるので体への負担が少ないですが、その分痛みを我慢しなければいけません。一度に多くはできないので、週に1回の通院を数ヶ月続ける必要があります。
電気焼却はイボの周辺に局所麻酔をして電気メスでイボを焼いてしまうのです。麻酔をするため痛みは少なく、一度に切除をできるというメリットがあります。しかし術後の傷跡が残ってしまうというデメリットもあります。
外見上のイボがなくなっても見えないところに潜んでいて再発することの多いのが尖圭コンジローマなので、術後すぐに治ったと思わずに、きちんと自分でこまめにチェックをしなければなりません。3ヶ月後にもう一度病院で診て貰って問題なければ完治ということになります。手術をしたからといって気を抜かずに再発していないか、ということをチェックするようにしましょう。