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潜伏期間中は症状に気づかないクラミジアについて

2019年08月05日
落ち込んでいる男性

クラミジアは最も一般的な性病と言われている病気になります。日本でも若者の感染者数が多い感染症になります。
クラミジアは『若者の感染』が多い病気としても知られており、日本でも10代の女性であれば10人に3人、20代であれば20人に3人の割合で罹患していると言われているほどです。若者の方が感染率が高い傾向にあります。
では何故そこまでクラミジアが若者の間で広がっているのでしょうか。それは大半以上の人々が『初期症状がない』からです。潜伏期間は1週間から3週間と言われており、潜伏期間が長いという点も特徴になります。しかも初期症状が特にないので、初期症状で気づけないのです。
男性の場合には尿道のかゆみや排尿痛、膿が出る、軽い発熱等が挙げられます。淋病に少し症状が似ていますが、クラミジアの方が軽度になります。
それに対して女性の場合にはおりものが増えたり性交痛、下腹部痛があったりします。カンジダの時のようにカッテージチーズ状になったり臭いがきつくなったりということがないため、少しおりものが増えたかなという程度でわかりにくいのです。しかも時間が経つと治まってしまうので、治ったと勘違いして病院に行かないで終わらせてしまうのです。
性器以外にも感染することがあります。例えば咽頭や目、直腸になります。オーラルセックスでも移るのですが、知られていないことが多いです。喉の腫れや痛み、発熱があるのですが、症状が出ることはほぼありません。目の場合には目の充血や目やに、瞼の腫れが起きることがあり、直腸の場合には肛門周辺の痛みや出血があります。
ですが性器クラミジアの場合でも女性の8割、男性でも半数以上が症状がなく、それ以外だとほぼ症状と言えるものがありません。そのため『症状に気づかない』ことも多いのです。症状に気づけないため、自分でも気づかない内にパートナーに移してしまいます。
そんなクラミジアはどうやって感染していくのでしょうか。クラミジア・トラコマティス菌という細菌が感染することによって発症する感染症ですが、患部と直接接触することによって感染します。主に性器に感染することが多く、稀に咽頭にも細菌が付着することがあります。
主に原因は性行為で、オーラルセックスも原因になるのです。なんと1回の性行為で感染する確率は30%から50%とかなり高いのです。唾液から感染することは殆どなく、キスや回し飲みで移る危険性はないと思って問題ありません。初期症状がなく感染率も高いため、性病に対する知識が乏しい若者の感染者数が多いのです。
症状は殆どないんだったら実害もないし、放っておいても大丈夫なのでは、と思いますよね。しかし、放っておいたら重篤化してしまうので、きちんと治療をしなければいけないのです。
男性の場合にはさらに細菌が奥まで入り込んでしまって、前立腺炎や精巣上体炎かかってしまうのです。女性の場合にはもっと酷くなってしまいます。細菌がもっと奥まで入り込んでいって、子宮頚管炎や卵管炎や卵巣炎等様々な病気に発展していってしまいます。これらが進んでしまうと、不妊症の原因にもなってしまうので、決して侮ってはいけません。
最近では治療も簡単になってきていて、すぐに治すことができます。しかし自覚症状が出ないということも多いので、気づかずに治療にまで至らないことも多いです。そのため1年に1度のペースで定期的に検査をすることをおすすめします。自宅でできる検査キットもあるので、時間がなくて病院に行く暇がない、恥ずかしい、という方でも気軽に検査することができます。将来子供が欲しいのであれば不妊症にならないためにもこまめに受けてみてはいかがでしょうか。